真っ暗な闇の中

中学生の頃は、まるで真っ暗な闇の中にいるような、そんな毎日でした。

 

今思えば、同じような悩みを抱えた子も少なくなかったかもしれませんが、

仲の良い友達にも、家庭のことを話したりすることはできませんでした。

聞こえてくるのは幸せで楽しそうな家庭の話ばかりで、

分かり合える仲間がいるとは到底思えず、孤独感は増し、

両親に対しては憎しみに近い感情が湧いていました。

そして生まれて初めて、死にたいなぁとぼんやり思うようになります。

 

幸せそうな人たちが羨ましくて妬ましくて、

だけど自分はどうしようもなく一人で

死ぬ勇気もなくて、真っ暗な闇の中を漂っているような。

 

振り返ってみてもこの頃が一番苦しかったと思います。

大人になった今でも思い出すのが辛いですが、

闇に飲まれずになんとか耐え切ったことで、少しづつ光が見えてきます。

それぞれの生きづらさ

皆さんは日々生きる中で生きづらさを感じることはありますか?

大なり小なり、無意識でも、

誰しもが生きづらさを抱えているのではないでしょうか。

子供の頃に感じていた生きづらさと大人になって感じている生きづらさは違うかもしれませんし、

ずっと同じ生きづらさを感じているかもしれません。

生きづらさの根源は自分自身が置かれた環境から生まれたコンプレックスであり、

行動や対人関係などに広く影響を及ぼしていると思います。

 

私の場合は、やはり幼少期に感じた強い孤独感が根源となっています。

自分はなぜ生まれてきたのだろう、

自分がいなければきっと両親は争わずに済む、という思いから

必要とされたいという欲求が生まれ、

泣き叫んでも止む事のない両親の言い争いを目の当たりにし、

自分の無力さを知りました。

存在価値を認めてほしい。

苦しみをわかってくれる人は一人もいない。

そんなコンプレックスから解放されるまでには長い時間を要しました。

Prologue

自己紹介も兼ねて生い立ちについて。

東京出身の30代です。

物心ついた時から両親が不仲な一人っ子で、親戚も近くにはいませんでしたので

とても孤独な幼少期を過ごしました。

何不自由なく育ててくれた両親には本当に感謝していますが、

孤独に耐えながら、生まれてきた意味を自問自答する日々の中で

知らず知らずのうちに、心には悲観的な思いが根を張っていきました。

満たされない何かと戦い続けて、数え切れないほどの失敗や挫折を繰り返し、

生きづらい自分自身と向き合い続けることで、少しづつ自分なりの生き方がわかってきたような気がします。

このブログでは、これまでの人生を振り返りながら、物事の捉え方や考え方、他人と関わることにより感じる生きづらさへの自分なりの対処法などについて綴っていこうと思います。

自己満足的な内容ではありますが、何かしらが読んでくださった方の心に届いたらいいなぁと思っています。